加圧トレーニングと点状出血・あざの関係 ①

加圧トレーニングと点状出血・あざの関係 ①

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加圧トレーニングをやると腕が赤くなるってホント!?

「加圧トレーニングをやると赤いぶつぶつができると聞いたことがあるんですが本当ですか?」

「加圧トレーニングをやるとあざができるからこわい」

「加圧トレーニングは点状出血して、腕が赤くなるから不安だ」

という、お客様から、特に女性のお客様からの不安の声や質問ををしばしば頂戴いたします。

そもそも加圧トレーニングをやると、なぜ、こういった点状出血(腕に赤いぶつぶつができたり、真っ赤になること)やあざができたりするのでしょうか。

これは、運動不足で元々つかっていない血管や、睡眠不足やたばこの吸いすぎで細くなってしまった血管に、加圧トレーニングをすることで一気に血液が流れ、毛細血管にまで流れた証拠なのです。

血液が一気に流れたことにより、細くなっていた血管が太くなったり、新しい血管が生まれたりするのです。

こういった現象が起きやすい方というのは、運動不足や睡眠不足、たばこを吸う方に多く見られる傾向があります。

また、女性は一般的に血管が細い方が多いので、この点状出血やあざが現れる確率が高くなるのです。

点状出血にならない方法ってあるの?あざはいやだけれども加圧トレーニングはしたいんだけどいい方法はあるの?

「点状出血にならないようにしてほしい」

「あざにならないようにトレーニングできないの?」

と、ご要望をいただくケースもあります。

点状出血が出るのは、ほとんどの場合「腕」にあらわれ、「太もも」に出るケースというのはかなりまれになります。

(経験上、足に症状が出た方というのは、50人に1人いるかいないかです。)

そこで方法としては2つあります。

1つは、腕に加圧するときの圧力を低めに設定しトレーニングを実施するやり方。

もう1つは、腕への加圧はせずに、太ももにだけ加圧しながら上半身・下半身のトレーニングをするやり方。

「圧力を低めに設定」したり、「太ももだけしか加圧しない」というやり方だと効果が心配と思われるかもしれませんが、鍛える部分や加圧している部分に向かって成長ホルモンが向かうので、十分に加圧トレーニングの効果は表れるのです。

加圧トレーニングは、やり方を誤ると危険になることもあります。専門家の元でトレーニングをおこなってください。

初めての方で、点状出血やあざが気になる方は、トレーニングを受ける前に、その専門家の方にご相談いただき、不安を取り除いてからはじめていきましょう。

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