加圧トレーニングと点状出血・あざの関係 ②

加圧トレーニングと点状出血・あざの関係 ②

 

点状出血やあざについてよくある質問について前回より書いておりますが、今回もその続きを書いてまいりたいと思います。

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赤くなるのはトレーニング初回だけ?

加圧トレーニングをやることで血管が太くなったり、新たな血管ができたりしますが、この効果は1週間もあればすぐに元の状態に戻ってしまいます。

しかし、トレーニングを1週間や10日くらいの定期的な間隔でおこない、血管を閉じたり開いたりを繰り返していくと、血管に弾力がついてきます。

血管に弾力がつくと、点状出血やあざが出にくくなっていきます。

トレーニングを続けていく中で、圧力のかけ方をだんだん強めていきますし、トレーニングを受ける方の体質、トレーニング時の体調などにより、全く症状が出なくなるということは言い切れない部分はありますが、続けていくことで、たいてい点状出血やあざは出にくくなっていきます。

よく、トレーニングにくるお客様にお話ししていることですが、血管は、10代~20代は風船のような弾力のある太い血管ですが、20代後半からゴムホースのような伸縮性のない細い血管となっていきます。

加齢に伴い、肩やひざ等の関節が硬くなって動きにくくなるなんてことが起きますが、血管も同じように硬くなり、さまざまな症状を引き起こしていくことになるのです。

一般にトレーニングと呼ばれるものは多くありますが、血管の弾力を高め健康な血管をつくる加圧トレーニングは、『血管を鍛えるトレーニング』とも呼ばれます。

この点は他のトレーニングとは違った特長と言えます。

血管が太くなる、新しい血管ができる効果って?

血管が太くなることで、老廃物が流れやすくなり、新陳代謝が活発になります。

新陳代謝が活発になれば、デトックス効果により、肌のハリやツヤの回復で「美肌や若返り」が期待できますし、血液の循環が良くなりますので、からだ全体があたたまり、冷え症や肩こりなどの解消の期待もできます。

また、これまでトレーニングを担当したお客様の中で、アレルギー体質や花粉症に悩まされていた方が、毎週のトレーニングで圧力を上げていくうちに、解消されたということがありました。(加圧トレーニングとアレルギーについての関係は解明されてはいませんが。)

以上、2回にわたり「加圧トレーニングと点状出欠・あざ」についてお話ししてきました。

まだ加圧トレーニングの経験がない方で、「代謝が弱い」「肌のハリ・ツヤがなくなった」「冷え症で困っている」という方は、お試ししてみてください。

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