今回は、前回から持ち越しとなりましたご相談が最も多いおなかまわりのトレーニングについて書いていきましょう。
【おなかをやせたい!】
これは代表的なのは、「腹筋運動」です。
が、よくおこなわれる頭の後ろに手を組んで仰向けに寝て起き上がる腹筋運動は、腹筋をきちんと鍛えられず、背中を痛めるようなこともあります。
腹筋運動といってもいろいろありますが、私は「フロントブリッジ」をおススメします。
「フロントブリッジって?」
まず、腕立て伏せの形で肘をつきます。前腕が床につく形、胸が床にはついていない状態にします。
次に、足は、膝はつかず曲げずに伸ばした状態にします。
身体は前腕とつま先だけで支えた状態にし、目線は真下、なるべく身体が一直線になるように保ちます。
この時、腰を反ると腰痛になるので、お腹に力を入れて、腰が下がらにようにKEEPします。
1セット30秒とし、2セットを目安としましょう。
【わき腹をやせたい!】
わき腹もなかなかやせずに悩みの種になっている方が多いところです。
わき腹には「サイドブリッジ」が有効です。
まずは、横向きに寝て、下になっている方の肘を肩の真下につきます。
その状態から片手をついて、横向きのまま上体を起こしていきます。下半身は、かかとからつま先のみつけて支えている状態にします。
かかとから頭まで、身体が一直線になっているように保ちます。
この時、お腹が前に出ないように注意しましょう。
1セット30秒とし、2セットを目安としましょう。
片方が終わったら、向きを変えてもう2セット行いましょう。
これまで4回にわたり上半身のトレーニングについて書いてきました。
次回からは下半身のトレーニングについて整理していきたいと思います。