加圧トレーニング後に頭痛が起きたと聞いたことがありますが、だいじょうぶなんでしょうか。
加圧トレーニングをはじめて受ける方で、友達や知り合いの方が「加圧トレーニングをやったとき頭痛が起きた」と言っていて「少しこわい」と相談される方がいらっしゃいます。
結論から言うと「大丈夫ですよ」となりますが、やはり頭痛など起きるとよいものではありません。
その頭痛が起きる理由や予防策について書いていきましょう。
目次
【頭痛が起こる理由】
頭痛が起こる理由は、血管が収縮した状態から、加圧して運動することで一気に拡張するので血管のまわりの神経を刺激して痛みを伴います。
一般的に加圧トレーニングをやって頭痛が起こる頻度というのはまれですが、血管の収縮しやすい寒い時期は、その中でも起こりやすくなる時期と言えます。
また、上半身は両腕に、下半身は両太ももに加圧ベルトを巻いてそれぞれトレーニングを行いますが、脚の血流量のほうが圧倒的に多いので、脚の加圧時のトレーニングのに時に頭痛は起きやすい傾向ですし、ハードなトレーニングをやったときに多い傾向です。
その他、辛い運動をがんばって行うときに呼吸をしないで続けていると酸欠状態になり頭痛になることがあります。ただ、酸欠の時は気持ち悪くなることが多いです。
【予防策】
頭痛にならないための予防策としては、ウォーミングアップを少し長めに行い、あらかじめ血管を広げておくのがよいでしょう。
トレーニングする場所まで、少し長めに歩いてくると効率的だと思います。
また、血管に既往症(高血圧など)がある方が加圧トレーニング行いたいという場合は、必ずかかりつけのお医者さんに了承を得てから加圧トレーニングを行なって下さい。