「お腹とおしりにむだな脂肪が多く、太ももが異常に太くて悩んでいるんです」というご相談がありました。
今回は下半身のシェイプアップ法について書いていきましょう。
【下半身が太りやすい人の特徴ってあるの?】
「下半身が太っていて悩んでいる」という方は、骨盤が歪んでいる可能性があります。
骨盤がずれてしまうことにより、本来あるべきところとは別のところに筋肉や脂肪(特に脂肪)がつくようになってしまい、下半身が太ってしまうのです。
「出産後の方で、体型が戻らず太ってしまった」という方も、出産で骨盤が歪んでしまい、バランスが崩れてしまっていることが多いのです。
【対処法は?】
「骨盤のゆがみ」が理由の場合は、まずはダイエットを始めるのではなく、原因を取り除くところから始めましょう。
ということで、骨盤のゆがみを直す『骨盤矯正』をおすすめしています。
また、多少のゆがみであれば『おしりあるき』も有効です。
骨盤をしめるために必要な筋肉を鍛えることが必要ですし、ストレッチもおすすめです。
鍛える筋肉は、お腹まわりは「腹筋」、お尻は「腸腰筋と大殿筋」、太ももは「内転筋」を鍛えていきましょう。。
◆『腹筋』トレーニング方法
仰向けの状態で背中にクッションを挟みます。
次に膝頭をタッチするように腹筋運動(通常の背中から上を上げる運動)を行ないます。
この時、上まで上げ切ると無理をして背中などを痛める可能性がありますので、背中はそれほど持ち上げなくてよいです。
また、おなかに効いている(力が入っているか)か確認するとよいでしょう。
1セット目20回・2セット目10回。
◆『腸腰筋』トレーニング方法
こちらは「踏み台昇降運動」です。
行なうときは、なるべく足をおなかに引き付けることとおなかをへこませてやることがポイントです。
また、踏み台はAmazonなどでも売っていますが、継続できるかわかりませんので、まずは、読み終えた雑誌を何冊か束ねてガムテープで固定して作りましょう。
1セット1分を2セット。
◆『大殿筋』トレーニング方法
仰向けの状態で、両膝を曲げ、両つま先を上に向けます。
その姿勢から、お尻を上げ下げします。
1セット目20回・2セット目15回。
◆『内転筋』トレーニング方法
いすに座った状態でクッションを脚の間に挟みます。
クッションが落ちないように太ももの内側に力を入れる・入れないを繰り返し行います。
1セット目2分、2セット目1分。
まずは、骨盤のゆがみがあるか専門医や整体院でみてもらいましょう。
骨盤のゆがみの矯正 ⇒ ダイエット という順で進めていくのが効率的かつ効果的だと思います。