ダイエット向けのトレーニングをするときに、ひざやひじなど関節に痛みが走ったことはありませんか?
「ある」という方もいるんではないでしょうか。
お客様の中でも過去に自己流でトレーニングをやっていて痛めてしまったという方がいらっしゃいます。
その方へアドバイスした時のことを、今回は少しまとめてみました。
【ダイエット向けのトレーニングでは無理しない負荷でゆっくりと!!】
痛めてしまう理由の多くは、効果がありそうだからということで無理な負荷をかけてしまったり、思いきり勢いをつけて力をかけたりすることで起こっています。
ダイエット向けのトレーニングの動きの基本は、
・ゆっくり、じっくり
・低重量の負荷
の2つに気を付けることです。
アスリートの筋トレでは、激しい動きや重い負荷をかけておかなわなければいけない「動的トレーニング」が主流ですが、ダイエットではそれとは反対に「静的なトレーニング」がオススメなのです。
専門的な用語でいうと「アイソメトリック運動」といいますが、壁に両手をついて全身を使って押す感じをイメージしていただくとよいでしょう。
【個別部位のトレーニング注意点】
・スクワット
肩幅より少し広めに足を開き、自分の膝がつま先より前に出ないように上半身とお尻をおろします。
この時ひざが前に出ると、膝に負担がかかりますので、ひざが身体の前面より前に出ないように注意しましょう。
また屈伸は、「完全に曲げ切らないように下げすぎず、立ち上がる時は膝を伸ばし切らない」ことに注意しましょう。
・二の腕前側や背筋の筋トレ
ベンチプレスなどを使ってトレーニングを行う場合、肘を「曲げ切らず、伸ばし切らず」を注意しましょう。
・腹筋
意外と背中や腰を痛める方が多い腹筋運動。
無理して身体を起ききってしまうと、腹筋ではなく背筋を使って起き上がっていることが多くあります。
しっかり腹筋に効かせるためには、起き上がりきらずに、ひざを曲げた状態で、ももに手を置いて膝頭をタッチする程度で行うことがオススメです。
トレーニングの目的により、トレーニング方法も変わってきます。
十分注意してトレーニングしていきましょう。