「O脚」。特に女性の方は直したいという症状の1つだと思います。
ちなみに「O脚」とは何でしょうか?
小学館の家庭医学館を調べてみると、「いわゆるがに股のことで、立ったときに、両側の脚が外側に凸に変形していて、両膝の間が開き、O型に見える状態」のことです。
この「O脚」はいったい何が理由でなってしまうんでしょう?
O脚になっている人を見てみると、
・脚を組む人
・後ろももの筋肉が弱い人
に多くみられます。
脚を組んでいると、骨盤が開いている状態になってしまいます。
また、ハイヒールを履く女性は、前かがみにならないように、倒れないようにするため、前ももの筋肉が発達していますが、裏ももの筋肉(ハムストリングス)は弱ってしまって、バランスが崩れ、骨盤が開いている方も多く見受けられます。
骨盤が開くことで、関節部分の骨格がねじれたりずれたりすることでO脚となってしまうのです。
【解決方法は?】
足の内ももの筋肉(内転筋)を鍛えましょう。
◆自力でできるO脚解決トレーニング①:
内ももに小さいボールないしはクッションをはさんで、脚と脚をくっつけます。「挟んで力を入れる、力を抜く」を繰り返し行います。
その時の速さは一定のリズムで、2分間を2セットおこないましょう。
◆自力でできるO脚解決トレーニング②:
うつぶせになった状態で裏ももとふくらはぎの間にボールないしはクッションを挟んで、「膝を曲げてつぶす、力を抜く」を繰り返し行います。(ハムストリングス)
こちらはゆっくりと、30回ー25回ー20回 と3セットおこないましょう。
ひどくなると腰痛や膝痛にもなりかねませんので、早めに解消できるようトレーニングをおこなうことや、正しい姿勢での生活を心がけるなどしましょう。
また、骨盤矯正などをおこなうことで、骨盤のひらきやゆがみを直すことができ、より早く解消することもできます。