切れのあるゴルフスイングを習得するためのストレッチ

「腰の回転で切るようにしてゴルフスイングをしたいんだけれど、生まれつき体が硬くて困っています。何かよいストレッチはありますか?」

というご質問をいただきました。

腰まわりが張っている方や動きがよくないという方は、当スタジオに多くいらっしゃいます。腰痛を持っている方も少なくありません

それでは、腰まわりが張っている方や硬いと感じる方の原因はどんなところにあるのでしょうか?

①座り仕事が多い、長い
座り仕事をしていると、おしりから腰に負担がかかっていることが多く、特に、姿勢が悪く長時間座っている方の多くは、腰に何かしらの違和感を持っていると思われます。

②立ち仕事が極端に多い
立ち仕事の方でも極端に多いと腰に負担がかかり、張りや痛みにつながります。

この多くは、骨盤にくっついている筋肉が全体的に硬くなっているところから起こっていますので、骨盤まわりの筋肉をやわらかくするストレッチをおこなうと効果があります。前もも、裏もも、腹筋前側ならびに横側、おしりのストレッチを行うことで解消できます。

◆前もものストレッチ
片足を正座の形にして、後ろにゆっくり倒れます。
片足30秒×1セットを、1日数回やるとよいでしょう。

◆裏もものストレッチ
片足を椅子に置き、つま先を上に向けて、膝が曲がらないように上体を倒します。
片足30秒×1セットを、1日数回やるとよいでしょう。

◆腹筋前側のストレッチ
うつぶせになって、両腕を立てて、腰をそらします
1回30秒×1セットを、1日数回やるとよいでしょう。
もし、腰痛をお持ちで腰が痛いという方は、10秒くらいに短くすることや、あまりに痛みがひどい場合は避けることをおすすめいたします。

◆腹筋横側のストレッチ①
立った状態で、片腕を天井に向け、もう片方の腕を天井に向けた片腕の肘のあたりを抑えます。そして、支えている腕側に横に状態を倒します。
片側30秒×1セットを、1日数回やるとよいでしょう。

◆腹筋横側のストレッチ②
立った状態で、両腕を組んで横に回します。この時、腰が曲がらないように注意しましょう。
左右に30秒×1セットを、1日数回やるとよいでしょう。

◆おしりのストレッチ
座った状態で、片足をもう一方の脚の上にのせ、上体を前に倒します。
30秒×1セットを、1日数回やるとよいでしょう。

いくつか腰回りの動きをよくするストレッチを紹介してきました。自宅でないとやりづらいものもありますが、腹筋前側・横側やおしりのストレッチは、会社の中でもお手軽にできます。

座り仕事が多い方や立ち仕事の長い方は、ぜひちょっとした時間を使って試してみてください。

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