「30歳代になってなかなかやせなくなったが、40歳代になってさらにやせづらくなった」という声を聞きます。
そんな声にお応えして、今回は40歳を超えてからのダイエットについて書いていきます。
【やせる物質？】
女性ホルモンの1つに「エストロゲン」というホルモンがあります。
子供から大人になるときに必要なホルモンでもありますが、その一方食欲を抑制したり、脂肪燃焼を促進させ内臓脂肪の蓄積を抑える働きも持っています。また、肌のコラーゲンを作り出す働きもあります。
このエストロゲンが40歳超えると出づらくなってくるのです。
【食事面で気を付けることは？】
エストロゲンが出づらくなっているということは、脂肪がつきやすい状態になっているといえます。
食事面で、女性ホルモンを分泌させる食べ物を摂取して、促進していきましょう。
大豆系食品のイソフラボン、アーモンドに多く含まれるビタミンEがオススメです。
それと、皮膚や骨、血管、臓器など人の体を構成しているたんぱく質を多く摂りましょう。
【生活面では？】
睡眠時間をきちんと確保すると肥満率が低く、7～8時間の睡眠をとる人の肥満率が低いというデータがあります。
寝ない人の方が太りやすい傾向になります。これは、睡眠不足で、満腹中枢の働きが悪くなり、食欲が出てしまいます。
睡眠に関しては睡眠時間が短い（毎日6時間睡眠を続けていても寝不足で）と休まらず認知症などにもなりやすいという研究も最近では出ています。
しっかり睡眠をとることを心がけましょう。
【運動面は？】
年齢を重ねると筋肉が落ちていきます。筋肉が落ちるということは新陳代謝も落ち、これまでと同じ生活を送っていてもやせにくくなっていきます。
簡単な筋トレ＋ウオーキングからはじめていき、慣れてきたらジョギングをしていきましょう。
簡単な筋トレでオススメは、内臓脂肪が増えるのを防ぐのに、おへそを見る程度の腹筋を始めてみましょう。
（上体を完全に起こすのは背中や腰に負荷がかかり痛めたり、きつくて継続できないなんてこともありますので）
きちんとした食事、適度な運動、充分な睡眠をとって規則正しい生活を送ることで、やせにくくなった身体をリフレッシュしていきましょう。