内臓脂肪と皮下脂肪ってどちらが落としやすい？
「最近お腹まわりが気になる」「昔と比べるとなかなかお腹まわりのお肉が落ちなくなった」などお腹まわりの脂肪にまわる悩みをお持ちの方はかなり多くいらっしゃいます。
今回は、そんなお腹まわりのお肉について書いていきましょう。
目次
定番ですが、女性は皮下脂肪、男性は内臓脂肪がつきやすい
よく書かれていることですが、女性は皮下脂肪がつきやすく、男性は内臓脂肪がつきやすい傾向にあります。
この傾向はなぜなんでしょう？
女性はと言いますと、出産という身体の機能がありますので、身体を守るという作用が働きます。その作用に関するホルモンの影響もあって、内臓にも脂肪はつきますが、皮下脂肪につきやすくなります。
男性は、筋肉が多いので、筋肉量の少ないところにつきやすくなります。特にお腹まわりの筋肉が弱い方が多いので、内臓脂肪がつきやすくなります。
病気になりやすいのは「内臓脂肪」
脂肪肝など病気になりやすいのは内臓脂肪が多い方です。
食べ過ぎ、特に炭水化物を取りすぎるとつきやすくなります。
体内では、炭水化物をエネルギーに変えるのにインシュリンを使いますが、インシュリンで分解しきれないものが脂肪に変わり内臓脂肪として蓄積されていきます。エネルギーになるものは内臓につきやすいのです。
内臓脂肪の方が落ちやすいと一般に言われている
お腹の筋肉がついていない人は、内臓に脂肪がつきやすいので、お腹を中心に筋トレし、代謝を上げて食事制限を加えれば脂肪を減らせます。
逆に、皮下脂肪は身体全体的につくものなので、全体的に鍛えて筋力をつけないといけないので時間がかかる傾向にあります。なので落ちにくいと言われます。
次回は、ついてしまった脂肪を落とす自宅でできるトレーニングについて書いていきます。