前回のコラムではダイエットにおける水の有用性について触れました。
今回は、
・具体的にどのぐらいの水を飲めばいいのか
・水を飲むための小技
の二点について触れていこうと思います。
・具体的にどのぐらいの水を飲めばいいのか
一般的に、
体重×35ml
の水分が必要だといわれています。
70kgの男性ですと約2.5リットル程になります。
この数字には、食事からの水分も含まれていますので、大体5~7割を飲料水で補うと考えていただければ大丈夫です。
しかしながら、個々人の生活スタイルや運動量によっても変わってきます。
日常的に運動して汗をかく方と在宅ワークで家から全くでない方だと体にとって必要となる水分量も違いますよね。
また汁物や野菜、果物などを多く食べる方だと食事からの水分を多く摂れていたりします。
「個人で必要量が違うのはわかったけど、結局自分はどれぐらい飲めばいいの!?」
という方は、ひとまず2リットルを目標に水をこまめに飲んでみましょう。
意識して飲んでみると、普段の生活で意外と水を飲めていないことに気付くと思います。
・水を飲むための小技
2リットルと言われて、
「そんなに飲めないよ~」
と思われる方はたくさんいらっしゃると思います。
僕自身トレーニングを始めたばかりの頃、当時お世話になっていたトレーナーに、
「水は1日に4リットル飲むように」
と言われて最初のうちは苦戦していました。
そこで僕が意識して取り入れたいくつかの小技を紹介したいと思います。
①冷たい水と常温の水を用意しておく
冷たい水が飲みたくないとき、常温の水だとスッと飲めることが多いです。
②とりあえずコップに口をつける
何かにつけて水を口にするようにすると、少しずつですが飲める量も増えてきます。
③水に味をつける
アミノ酸やプロテイン、またはゼロカロリー飲料等を取り入れて水分摂取するのも一つの手段です。
お茶やコーヒー、炭酸水などもオススメです。
注意点として、スポーツ飲料や清涼飲料水の摂取はカロリー過多になりやすいので注意しましょう。
上記三点を意識することにより、僕は1日4リットル飲めるようになりました。
もちろんですが、体の大きさや運動量によって必要な量は変わってきます。
夜中足がつる方や、むくみが気になる方は水分不足が起因しているかもしれません。
自分に必要な量、又はちょっと多めを意識して水分摂取を行っていきましょう。