加圧トレーニングはやせるの?その効果としくみとは。

加圧トレーニングはやせるの?その効果としくみとは。

 

「加圧トレーニングってやせるの?」とか、「加圧トレーニングはダイエットに効くんでしょ!?」という方はよくいらっしゃいます。 あなたも、「本格的にダイエットするなら加圧トレーニングで」と考えていらっしゃるかもしれません。  フィットネスジム、ヨガ、ピラティス、水泳・・・・等々、「やせる」ためのエクササイズ(運動)はいろいろとありますが、加圧トレーニングもそれらエクササイズの1つに入ります。

では、加圧トレーニングは他のエクササイズと比較してどんなメリットがあるのでしょうか?
結論から先に言うと、「他のエクササイズよりも短時間で効果が上がる」というところにあります。

 

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加圧トレーニングの効果とやせるしくみ

あなたも、きつい坂を上ったり、激しい運動をしていると腕や脚がだるくなったり、張ったりすることがあると思います。 これは乳酸のしわざです。この乳酸、きつい負荷をかけることで、より多く発生していきます。 その乳酸に反応して脳下垂体から「成長ホルモン」(*1)が分泌されます。 より多く乳酸が発生すれば、より多くの成長ホルモンが分泌されることになります。
成長ホルモンの分泌により、

「筋力UP」

「脂肪の減少」

「老化の抑制」

「皮膚の弾力の増加」

「骨密度の上昇」

という効果が現れます。
実は筋肉をつけるために欠かせないものが成長ホルモンなのです。

加圧トレーニングでは腕や太ももを加圧することで、ハードな運動時と同じ状態を人工的に作り出していきます。そうする事で 、実際は少ない負荷でもより多くの乳酸を生まれされる事ができる=大量の成長ホルモンが分泌されるのです。

通常のウエイトトレーニング30分で安静時の約100倍出ますが、加圧トレーニング30分では安静時の約290倍も分泌されます。
加圧トレーニングは通常のトレーニングの3倍近い効果があるといえるのです!!

また成長ホルモンが分泌されると、体脂肪が「遊離脂肪酸(*2)」と「グリセロール(*3)」という2つの細胞に分解されます。このタイミングで有酸素運動をすると、脂肪はさらに燃えやすくなり、よりダイエット効果は高まるのです。

さらに、成長ホルモンの出続ける時間は、ウエイトトレーニングでは2時間ですが、加圧トレーニングでは24時間出続けるという結果がでています。 (「日本加圧トレーニング学会」調査より)
長時間やせやすい時間が続くことも、効果アップのひみつです。

加圧トレーニングは他のエクササイズに比べより効果の高いトレーニングであるという事がわかっていただけましたか?
短い時間で高い効果、さらに美容アンチエイジング効果が得られる加圧トレーニングで、今年こそ本格的ダイエットを成功させましょう!!

ただし、加圧トレーニングやその他のトレーニングも同様、「ダイエットの魔法」ではないのです。食事や睡眠時間の確保など生活習慣の改善もとてもシェイプアップを成功させる為の重要なポイントです。
「バランスのよい生活」を心がけ、実行していくことが美しい身体をつくる大切な要素です。

次回は、加圧トレーニングのもう1つのしくみについて書いていきたいと思います。

 

(*1)成長ホルモン  成長に関する作用と代謝をコントロールする作用を持っている。  脳から出た指令を受けて下垂体(かすいたい)から分泌されます。
(*2)遊離脂肪酸とは  人間がエネルギーとして使うために血中に溶け出した脂肪のこと。  そのまま何もしないままでいると、遊離脂肪酸はまた元の皮下脂肪に戻ってしまいます。
(*3)グリセロールとは  油脂の加水分解によって、脂肪酸とともに得られる無色透明で甘みと粘り気のある液体。  別名グリセリン。

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