「ストレッチをやってるのですが、朝は体が硬くて、無理やり引っ張ってる感じがして良くないかなと思っています。
朝と夕方に散歩をするので、その後ストレッチした方がいいでしょうか? 」という質問をされた方がいらっしゃいました。
【目覚めたときによいストレッチって?】
まず、朝、目が覚めたときには、身体を目覚めさせるために「動的ストレッチ」をしましょう。
夜寝ているので、何時間もの間、筋肉を動かしていない状態ですので、身体が硬くなっています。
なので、散歩に出発する前に「動的ストレッチ」を、起きたばかりということであれば軽めの動的ストレッチをやっていきましょう。
ちなみに「動的ストレッチ」は、以前書いたようにラジオ体操が一番お手軽です。
そして、散歩から帰ってきたら、運動後なので「静的ストレッチ」をやると効果的です。
この出発前は「動的ストレッチ」、帰ってきたら「静的ストレッチ」は、夕方も同じです。
【散歩後のおすすめの静的ストレッチってどんなものがありますか?】
◆散歩後ストレッチ1
アキレス腱のストレッチ。
後ろに出した足を地面にかかとまでつけたまま(このときかかとなどがうかないようにします)、前に出した足に体重をかけます。
ゆっくりと、痛くならない程度に体重をかけましょう。片足30秒を2セットおこないます。
◆散歩後ストレッチ2
開脚のストレッチ。
前回書きましたストレッチもおススメです。
http://thida.ti-da.net/e8350204.html
◆散歩後ストレッチ3
足首上げるストレッチ。「足首が硬くてまわらない人に効果的なストレッチ」の回で書きました「足首ストレッチ1」も効果的です。
http://thida.ti-da.net/e8326154.html
【ストレッチのタイミングで気を付けたいこと】
「ストレッチは身体によい」というイメージが多いようですが、タイミングによっては逆効果になってしまうこともあります。
例えば、寝る前に「動的ストレッチ」をすると、交感神経が働いてしまうので不眠の原因となります。
寝る前は、副交感神経を働かせる「静的ストレッチ」をやるようにしましょう。