夏になって明け方足がつりやすくなっていませんか?

最近「足の裏がつって痛い」「ふくらはぎがつりやすくて困っている」と相談されるかたがいらっしゃいます。

夏になるとこのようなお悩みを相談される方がしばしば出てきますが、これはいったい何が原因なのでしょう?

今回は、その原因と回避方法を書いていきます。

【足がつる原因は?】

原因は次のものが考えられます。

・寝不足

・水分不足

・塩化ナトリウム不足(塩分)

・運動不足

・身体の冷え

・お酒飲みすぎ

人間の身体は、水分・塩分がなくなると筋肉が硬くなってきます。

筋肉が硬くなるとけいれんを始め、そのけいれんが強くなると「つる」という症状になります。

特に今年は、リオオリンピックがあって夜に寝不足という方も多いでしょうし、エアコンが効きすぎて冷えているという方も多いことでしょう。

そうすると、「足がつる」という可能性は高くなっていきます。

【つらないようにする対処法は?】

まずは、寝不足を解消し、リズムの良い生活を送ることです。

不規則な生活を続けると眠れなくなる人も多いので、リズムを取り戻すために、寝る前に適度にストレッチをしましょう。

ストレッチで身体・筋肉を動かすことで、働かせる神経を交感神経から副交感神経にスイッチさせます。

足のつりやすい方向けのストレッチとしては、

①電話帳または電話帳くらい厚みのあるものに、足の先(足の5本指)をのせて、ふくらはぎをのばすストレッチ

②正座をして座り、そのまま背中を後ろに倒し、すねや太ももを伸ばすストレッチ

③足の指と手の指を交互に挟んで、足首や足の指をまわす、足の先端のストレッチ

この3つのストレッチで、ふくらはぎから足先にかけて血流をよくして、「つる」のを防止しましょう。

次に会社のエアコン対策。

ストールや上着を用意し、寒ければすぐに羽織ることができるようにすることで、体温調節ができるようにしましょう。

それと、冷たい飲み物を飲まないようにすること。
できるだけ、夏でもホットドリンクを、コーヒーは体温を下げるので、ホットティーなどを飲みましょう。

そして塩分補給は、スポーツ飲料ですと糖分摂りすぎとなりますので、OS1など経口補水液がおすすめです。

あと、部屋が寒いからということで水分を摂らない人がいますが、水分不足の原因となりますので、寒くても適度に水分補給をしましょう。

最後にアルコール対策としては、3杯飲むと脱水症状になると言われますので、アルコールを飲むときは、1杯飲んだら1杯水を飲むような感じで、きちんと補給をしていきましょう。

極端な生活リズムや飲食をあまりせず、たまに乱してしまったときは身体をいたわることで「足のつり」は避けられます。

ぜひお試しください。

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