最近、しばしば目にすることや、耳にすることがある「巻き肩」。
この「巻き肩」とはいったい何なんでしょう?
パソコン操作やスマートフォンの操作をする方は、たいてい操作する際に、肩が前に出るようにして操作することがほとんどだと思います。肩が前に出ている状態を続けることは、肩や肩回りに負担をかけてしまい、痛みやその他不快な状態を発生させてしまいます。
また、肩が前に出ると、自然と背中が丸まり猫背となってしまいます。
その他、手を前にする作業が多い方にもこの症状は出てきます。
【巻き肩や猫背が起こす症状】
巻き肩や猫背は、肩こり、眠気の誘発、頭痛の原因となりやすいのです。
その理由は、巻き肩や猫背により、肩回りや胸などの血管が圧迫されて血流が阻害されてしまい、頭に血液を送りにくくなってしまうからです。
そのため、頭痛や眠気が起きやすくなったり、肩こりとなってしまうのです。
【巻き肩や猫背の解消方法】
◆解決方法①
バスタオルを2枚重ねて、円柱状に丸めます。(ストレッチポールをイメージしてください。)
両肩甲骨の間に、長いほうが背中と平行になるように入れて仰向けに寝ます。
5分くらい深呼吸してリラックスしてみましょう。毎日ないしは仕事をした後にやると効果的です。
◆解決方法②
仕事中にやる方法としては、うしろで手を組んで、胸を開くようにストレッチします。
30秒くらいかけて、深呼吸しながら3セットおこないます。
仕事の合間に、適度におこなうと、効果があります。
巻き肩も猫背も、身体のゆがみとなり不快な症状やダイエットの阻害要因となります。
正しい姿勢の維持で、快適な状態を保てるだけでなくダイエットにも効果がありますので、一度自分の姿勢を確認してみてもよいかもしれません。