自宅でできる動的ストレッチ

2つ前の回に「動的ストレッチと静的ストレッチについて」書きましたが、1人でできるストレッチを知りたいというご意見がありましたので、2回にわたって具体的なストレッチ方法を書いていきたいと思います。

【動的ストレッチを行うときのポイント】

動的ストレッチは、これから運動しようという前におこなうストレッチとなります。
そのため

・ストレッチをおこなう部位を大きく動かす
・脚や体幹などの大きな筋肉からはじめ、腕や首などの小さい筋肉にうつる

という２つを意識しておこないましょう。

①脚のストレッチ
大きく足を前後に振り子のように振り上げます。片足30秒ずつおこないます。
これは、脚全体のストレッチになります。

②背中・腰のストレッチ
身体を大きく回旋します。右回り・左回りを各30秒ずつおこないます。

③肩のストレッチ
腕が前にあるときは肩甲骨や背中、腕が後ろにあるときは胸が広がるように大きく肩を回します。
前後に各30秒ずつおこないます

④首のストレッチ
首をゆっくり大きく回します。ゆっくり無理をせず痛めないようにしましょう。
右回り、左回り30秒ずつおこないます。

運動前などは、最低5分以上動的ストレッチをおこなってから始めるようにしましょう。
前回のストレッチの時に書いたようにラジオ体操も適していますので、組み合わせて行なうのもよいでしょう。

次回は静的ストレッチについて書いていきます。