自宅でできる静的ストレッチ
前回は「1人でできる動的ストレッチ」について書きましたが、今回は「1人でできる静的ストレッチについて」書いていきましょう。
目次
静的ストレッチを行うときのポイント
静的ストレッチを行うときは、ゆっくりとじっくりとおこなうことが重要です。
ただし、体が温まっていないときにおこなうと痛めることもありますので、トレーニング後や入浴後など身体が温まっている状態で行うようにしましょう。
具体的な静的ストレッチ
それでは具体的な静的ストレッチについて見ていきましょう。
それぞれ行うときは、30秒を目安としておこなってください。
①脚のストレッチ
脚をとじて前屈を行ない、足の裏を伸ばします。
おしりが後ろにつき出ないように、かかとからお尻までが床と直角で一直線となるようにおこないます。
てのひらがつかなければ、痛みが出る直前のところまでできる限り腰を曲げるようにします。
②股関節のストレッチ
足の裏を合わせ、あぐらをかきます。ひじをひざに押し当て、ひらきます。
あまりぐいぐい押さずにじっくりと両ひざを上下に動かします。
③腰のストレッチ
仰向けになった状態で、かかとを腰の方に織り込むようにひざを曲げます。その後、左右に倒します。
④背中のストレッチ
手を前で組み、肩甲骨を広げるように、身体を前に倒します。
⑤肩のストレッチ
伸ばしたい肩側の腕を胸の前に持っていき、反対側の腕を上からクロスさせます。クロスさせた腕を身体側にゆっくり引いて30秒キープします。
終わったら、逆側の腕を同じようにおこないます。
⑥首のストレッチ
左右の首は、伸ばしたい首側の側頭部を手でおさえて、ゆっくりのばします。
前後についても、伸ばしたい首側の前頭部または後頭部をおさえながら、じっくりのばします。
ストレッチを効果的おこなって、運動後のメンテナンスや柔軟性の維持・向上を高め、健康的な若々しい身体を作っていきましょう。