兆候がなくても急になってしまう「ぎっくり腰」。
仕事や家事が忙しくなる年末年始や年度末の時期(3 月)に肩や首、腰のこりや腰痛を感じる方やぎっくり腰になる方が多くなるというデータがあります。
今回は「ぎっくり腰」の予防法について書いていきます。
【なぜ「ぎっくり腰」になるの?】
「ぎっくり腰」は、正式には「急性腰痛症」といいます。
同じ姿勢をした状態から急な動きをした場合に起こりやすい。これは、筋肉が緊張した状態になっている中、急な動きに対応できないために起こってしまいます。
ずっとおなじ姿勢をした後、くしゃみやせきをしたり、朝起きて歯を磨いているとき、洗い物をしているときなどにも起こりえます。
冬など寒い時期になりやすいのは、寒くて筋肉が硬くなりやすいからなのです。
【予防について】
身体を動かす前に少し身体を温め、動かす準備をしましょう。
①寝起き
ベッドの中であおむけの状態で、膝を曲げてゆっくり左右に10回ずつ倒し、動かします。
②デスクワーク
1時間おきにでも立ち上がり、お腹の位置くらいまでひざを上げる足踏み運動を30秒くらいおこないましょう
③立ち仕事
片足を台にのせるとか、足を前後にずらすと腰痛になりづらくなります。
身体が硬いと思う方は特に気をつけて、動き出す前に準備をしてから活動するようにしましょう。