プロテインの種類について
先週末は両日とも秋晴れで空がすごくきれいでしたね。
気候の良い秋は運動をするのにも、汗ばむ程度で気持ちも身体もすっきりします。
トレーニングを行なうお客様からよく、プロテインについての質問を受けます。
プロテインには
「どんな種類があるのか」
「いつ飲んだらいいのか」
「試してみたいけど、何を選んだらいいのかわからない」
とお困りの方が多くいるようです。
今日はプロテインの種類についてお話ししたいと思います。
プロテインとは
プロテインって筋肉をつけるために飲むもの!と考えている方が多いと思います。
確かに筋肉をつけるために、必要な栄養素が入っているのでもちろん間違いではありません。
プロテインには三大栄養素のひとつ『たんぱく質』が多く含まれています。
これは私たちの髪の毛や爪を作るのに必要で、お肌のハリつやにも重要な栄養素です。
プロテインを飲んだからと言って、急に筋肉質になったり、太ったりするというのは誤った情報です。
種類について
プロテインの種類は大きく分けて3つあります。
①ホエイプロテイン
牛乳に含まれるたんぱく質の一種です。ホエイプロテインには筋肉成分の多くを占めるアミノ酸が含まれており、筋肉修復効果も期待されています。吸収速度は速いため筋肉づくりに効果高いとされています。一般的に多く販売されているのがこのホエイプロテインです。ウエイトトレーニングを行なった後に飲むとよいでしょう。
②カゼイン
ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分とするのがカゼインプロテインです。吸収速度がゆっくりで、腹持ちが良いため、ダイエット時に多く活用されます。ダイエット時の間食や運動をしない日のたんぱく質補給、就寝前に飲むのがおすすめです。
③ソイ
名前の通り大豆のたんぱく質部分だけを粉末にしたものです。
大豆に含まれるイソフラボンが摂取できるため、女性向けに作られるプロテインの多くはソイプロテインになります。イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするので、肌の張りを保つことや女性らしい身体作りに適しています。吸収速度がゆっくりの為、ダイエットに用いられることが多いです。
プロテインを選ぶ際のポイント
①「ホエイ・カゼイン・ソイ」の何系のプロテインにするか
自分の目的にあったプロテインを選びましょう。
※牛乳系でお腹が弱い方は、
WPI(ホエイプロテインアイソレート)製法・WPH製法・CFM製法と記載されているものを選ぶと良いでしょう。
これらの製法は細かくろ過されており、乳糖が除去されています。そのため、乳糖不耐症の人も安心です。製法が複雑なため、他のものに比べると少し値が張ります。
②たんぱく質含有率
たんぱく質含有率を見てみましょう。
たとえばたんぱく質含有率が80%の場合、100gプロテインを摂取したら80gのたんぱく質が摂れるということです。つまりたんぱく質含有率が高ければ、少ない摂取量でも多くのたんぱく質が摂れるということになります。
③価格
プロテインは飲み始めてすぐに効果が現れるものではありません。数ヶ月単位で続けられるか、価格も参考にし、継続して飲むことができるかを考えてみましょう。たんぱく質含有率が高く、価格が抑えられる商品を探すとよいでしょう。
日本人はお米が主食なので、たんぱく質が不足していると言われています。
食事で足りない部分は、自分に合ったプロテインで積極的に補えるといいですね。
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