季節の変わり目の冷え性
長かった夏の暑さも収まり、一気に秋の空気になりましたね。
最近は朝晩の上着が欠かせませんね。
雨が続いたり、急に気温が下がったり、体調を崩されていませんか？
季節の変わり目には、手足の冷えや背中のぞくぞくっとする悪寒など、ちょっと辛いというお声もちらほら耳にします。
女性に多い冷え性
自分が冷え性だと感じている方は、男女ともに多くいます。
男性の約4割、女性の約8割が冷え症だという自覚があると言われており、女性は男性に比べて筋肉量が少ないことが、男性を大きく上回る割合になる要因となっています。
冷え性と冷え症
『冷え性』
こちらの漢字を使う場合は西洋医学的な考え方で、病気ではなく体質として扱われます。検査結果では異状はなく、原因のない手足等の冷えの症状は『冷え性』 と呼ばれます。
『冷え症』
それに対し、東洋医学では漢方を用いた治療がされます。冷えという自覚がある場合、治療すべき病としてとらえられ、冷えによって浮腫みや生理痛などの身体症状だけでなく、気持ちが不安定等精神面への影響があるとも言われています。
今日は『冷え性』こちらの原因や改善方法について考えていきたいと思います。
冷え性の原因
冷え症には様々な原因があります。
・筋肉量が少ない
・ホルモンバランスが乱れやすい
その他にもストレスや、生活習慣の乱れなども、関連していると言われています。
冷え性の改善方法
入浴、半身浴
38～40℃くらいのお風呂にゆっくり汗が出るくらいつかってみましょう。
副交感神経が働いて、血行がよくなります。
リラックス効果もありゆっくり温まることができます。
ストレッチ
寝る前のストレッチは血行がよくなり、身体が温まります。
おススメのストレッチ！
①仰向けに寝転ぶ
②足は肩幅より少し広めに開く
③踵は90度（立っているときと同じ）にする
④親指同士を近づけるように内側へ、次は外側に小指を床につけるように、両足を開いたり閉じたりする
10秒×3セット 骨盤を意識して行うとより効果的！
下半身の浮腫みや血行不良を改善してくれます。
寝る前に少し行うことで、身体が温まり、良い睡眠をとることができます。
飲み物
身体を温めてくれるのみものはたくさんありますが、今日はおススメの3つをご紹介！
・生姜湯
熱を加えた生姜はショウガオールという成分が含まれ、これは血行を促進し身体の中から温めてくれる効果があります。はちみつを入れると飲みやすくなりますね。
・ココア
たっぷりの甘さの中にもカリウムが入っており、余分な水分を身体から出してくれる効果があるため、浮腫み予防にも期待ができます。
・ホットワイン
レモンスライス、シナモン、はちみつなどをいれて火にかけます。お酒が苦手な方は少し長めにしてアルコールを飛ばしてください。血行が良くなり身体もポカポカ。ただし飲みすぎは注意です。
これから寒くなる冬に備えて、皆さんも自分にあった冷え性対策を探してみて下さいね。
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